就業規則の作成・改定

就業規則の整備をお勧めする理由

就業規則とは、社員が働くうえで守らなければならない規律や労働条件を具体的に定めた規則です。就業規則がない、あっても最近の実情に合っていないことによる労使トラブルが増加しています。

会社も社員も無用なトラブルに囚われない環境が、良い業績を生みます。

安心・安全な環境整備に、就業規則は不可欠なツールです。


適正な就業規則を持つメリット

会社側 会社内の秩序を維持でき、効率的に企業活動を行っていくことができます。
労働者側 労働条件が具体的に明示されることで、安心して働くことができます。
双方にとって 権利と義務が明確になり、無用なトラブルを最小限に抑えることができます。

就業規則がない、または不備があると・・・

労働基準監督署、ユニオン、訴訟を提起した社員への対応に時間やお金を割かなければならないことも。

就業規則がない、または不備がある場合の具体的なデメリット

  • 高額な交渉コスト(弁護士費用)や訴訟費用がかかる
  • 事に当たった社長や社員が精神的ダメージを負う
  • 他の事業の機会損失など

こうならないためにも、貴社の実情に合った規程を就業規則に盛り込むことにより、様々な問題を未然に防ぎましょう。


「時代背景に合わせた考え方」が必要

昭和

不満・苦情を人間関係で処理

正社員が8割以上、年功序列、終身雇用

平成

契約を守る時代

非正規が3割以上、成果主義

 

令和

自己けんさんし創造する時代

専門性重視のジョブ型雇用、個人の精鋭化


時流に沿う継続性ある就業規則のために

就業規則のアップデートはできていますか?
労基署へ届け出て完成するものではありません。
その時々の法律改正や判例の考え方に合わせ、変えてゆくものです。
以前はYESでも、時代の傾向で変化しNOになることがあります。
判例でNOが主流になっているなら、就業規則の見直しの時期といえます。